初めての海外旅行は、アメリカ、メキシコ、中南米をバックパッカーとして周って来た。7ヶ月間の旅の中で、色々な出会いと体験から、私の人生を大きく変えた旅行記です。
A. 20才の秋、旅に出た。(16/16) 帰国
マイアミでは別室で調べられたが再入国できた。滞在期間は5日間のみだった。ロスで航空券を受け取り、帰国するまで宗三郎さんの家でお世話になった。羽田空港から出国し、帰国は成田空港になった。ポケットには50ドルしか残っていなかった。
A. 20才の秋、旅に出た。(15/16)チリからコロンビア
チリ入国、サンティアゴの日本人協会に宿泊、日本人貧乏旅行者の溜まり場になっていた。仲良くなったチリ人一家に会いに行った。一週間家に泊めてもらい、家族の一員のように過ごした。メデジンに戻りマルタと再会を喜んだ。
A. 20才の秋、旅に出た。(14/16)アルゼンチン
アルゼンチン入国、分厚くて柔らかいステーキと赤ワインが1ドルもしない。貧乏旅行者にとっては天国だ。パンパの大平原を列車で横断し、ワインで有名な麗しの地メンドーサへ到着。スペイン語学習のため一月滞在した。色々な出会いと交流が楽しかった。
A. 20才の秋、旅に出た。(13/16)ペルーとボリビアの国境
海抜約3800mにあるチチカカ湖、葦で出来た小さな浮島へ渡り、インディオの数家族が住んでいる様子を見学。トラックをヒッチして国境の町へ、その晩ピスコを飲んで泥酔した。翌日、二日酔いで乗ったラパス行きのバスで酷い目にあった。
A. 20才の秋、旅に出た。(12/16)クスコ、マチュピチュ
クスコに7人の侍?が集まった。マチュピチュ駅の手前、アグアスカリエンテ駅に泊まる。夜、山中の温泉に入り、早朝の誰もいないマチュピチュで物想いに耽った。ポンチョ盗難の嫌疑を掛けられたブチさんが、留置場に入れられてしまった。
A. 20才の秋、旅に出た。(11/16) 1976年 元旦
元日に無人の国境を越えた。キトの教会でインディオのおばちゃんから嗜められた。ペルー入国時、偽札ドルの見分け方を教わった。ペルーでは闇ドル規制が厳しく、入出国時に管理されていた。ドル管理の無いチチカカ湖ルートでボリビアに出国した。
A. 20才の秋、旅に出た。(10/16)メデジン長期滞在記
メデジンで長期滞在し、スペイン語を習うことにした。世界で二番目の巨大な岩を見に行った。僕だけ体調が悪くなり、即入院。多くの見舞客が部屋に来た。その中に父親が入院中の明るい女子大生が見舞いに来た。退院後、彼女の家に遊びに行った。
A. 20才の秋、旅に出た。(9/16)南米編
空路パナマからメデジンに到着、すんなり入国できた。世界屈指の治安が悪く、泥棒や強盗、殺人が多い。反政府共産主義のゲリラも出る。メデジンは海抜1500mの谷間にある常春の地だ。若い女性に美人が多い。愛想が良く、好奇心の旺盛な人が多い街だった。
A. 20才の秋、旅に出た。(8/16)中米5カ国
グアテマラで知り合ったケンちゃんやエルサルバドルで出会った日本人旅行者達も加わり、中米5カ国をバスと列車で通過した。高地から海辺の街に移動していくと、気候や景色、人種も変わっていく。ヤバいポリスや親切なポリスにも出会った。
A. 20才の秋、旅に出た。(7/16)メキシコ編
リオグランデの国境を渡ってメキシコの旅が始まった。アステカやマヤの遺跡を訪れた。メキシコ人の学生達と、ユカタン半島の先端にあるイスラムヘーレスという小島に泊まる。グアテマラとの国境に近い、山中のサンクリストバル・デ・ラスカサスに到着。