2024-04

C. 海外漁業協力専門家稼業

C3. 初めての技術指導

修理工場が完成し、日本から届いた資機材も無事に設置することができた。先ずは若い二人のメカニックを私の流儀で育成することにした。オンザジョブ(OJT)によるディーゼルエンジンの修理技術指導から開始する。
C. 海外漁業協力専門家稼業

C2.漁業公社役員会

役員会への出席も断られた。スペイン語を話し、現地事情に通じている私を警戒しての事らしい。公社の親しい職員の話によれば、いまだかつてスペイン語で会議ができる専門家は一人も来なかったと言う。
C. 海外漁業協力専門家稼業

C1. 国際協力専門家誕生

国際協力専門家の募集要項を見せてくれた。「学歴は大卒以上、または同等の能力を有する者」と、はっきり記されていた。そして、「または同等の…」と書かれているところが、日本政府の凄さだと解説してくれた。スペイン語を話し、現地事情に精通している次期案件の専門家として、日本の関係機関に推薦される事になった。
D.その他色々

D1. コロンビアの概略

南米大陸の北西端に位置するコロンビアは、太平洋と大西洋の両岸に港を有し、人口が5千万人を超えたOECD加盟国である。中米のパナマと接しており、国土は日本の約3倍を有している。北のカリブ海と西の太平洋の二つの海に面しており、東はベネズエラ、南にエクアドル、ペルー、ブラジルと国境を接している。
B. 船外機トラブル関連

B2. 40馬力船外機、水滴トラブル

カウカ川の岸辺で夕涼みをしながらビールを飲んでいると、後ろからエンジン内に水が混入する問題が起きており、地元のメカニックや、メデジンから来た船外機販売店のメカニックでさえも、誰も修理ができなくて困っているという会話が聞こえてきた。
B. 船外機トラブル関連

B1. 新品のボートが滑走しない。

日本製船外機の輸入会社社長からサービス部門の責任者として抜擢される。オートバイ修理はプロだが、船外機についてはズブの素人であった。入社後、居眠りばかりしていたため、実力をテストされる?出張を命ぜられ不具合の出た新品のボートを点検する事になった。
A.20才の秋、旅に出た。

A16. 帰国

マイアミでは別室で調べられたが再入国できた。滞在期間は5日間のみだった。ロスで航空券を受け取り、帰国するまで宗三郎さんの家でお世話になった。羽田空港から出国し、帰国は成田空港になった。ポケットには50ドルしか残っていなかった。
A.20才の秋、旅に出た。

A15. チリからコロンビア

チリ入国、サンティアゴの日本人協会に宿泊、日本人の貧乏旅行者の溜まり場になっていた。仲良くなったチリ人一家に手ぶらで会いに行った。一週間家に泊めてもらい、家族の一員のように過ごした。メデジンに戻りマルタと再会、
A.20才の秋、旅に出た。

A14. アルゼンチン入国

アルゼンチン入国、分厚くて柔らかいステーキと赤ワインが1ドルもしない。貧乏旅行者にとっては天国だ。パンパの大平原を列車で横断し、ワインで有名な麗しの地メンドーサへ到着。スペイン語学習のため一月滞在した。色々な出会いと交流。楽しい日々を過ごした。
A.20才の秋、旅に出た。

A13. ペルーとボリビアの国境

海抜約3800mにあるチチカカ湖、湖上にある葦で出来た小さな浮島へ渡り、インディオの数家族が住んでいる様子を見学させてもらう。トラックをヒッチして国境の町へ、その晩ピスコを飲んで泥酔した。翌日、二日酔いで乗ったラパス行きのバスで酷い目にあう。