C. 海外漁業協力専門家稼業

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C4. FRP船体修理技能者育成

スリップウェイ完成 桟橋に並行して建設していたスリップウェイがようやく完成した。スリップウェイとは船体の点検整備を行う為、船を台車に乗せて海から陸上に上げる装置である。漁業公社のスリップウェイの形状はシンプルであるが、遠浅の海岸の為レールの...
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C. エクアドル海亀案件(4)

私が住んでいるアパートに武装警官が来て大家が武装警官に拘束された。土地の新聞によれば、すでにキトの対麻薬警察によって麻薬資金洗浄容疑で捜査が開始され、拘束された大家の名、建物の名前と住所が記事に載っていた。
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C. エクアドル海亀案件(3)

口座開設のために銀行へ行った。受付けにいた姉ちゃんは愛想が悪く、書類が足らないと言われた。顧客サービスの美人の責任者にあらためて同じ書類で事情を説明したところ、手続きを開始してもらえることになった。
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C. エクアドル海亀案件(2)

朝5 時半起床、外はまだ暗くて眠い、そして赤道直下の海岸にいるというのに朝方はかなり肌寒い。もう時差ボケもないのでこの時間に起きるのはつらかった。プロジェクトのキャッチフレーズは、「亀を助けて漁業を守ろう」という意味のスペイン語にした。
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C. エクアドル海亀案件(1)

零細漁業者によるマグロ延縄漁の仕掛けによって混獲される海亀の保護を目的とした案件が開始された。漁具漁法の改善を行っている汎米マグロ委員会とエクアドル政府を含めた三者にて覚書きを締結した案件に、前任者の後任として派遣される事になった。
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C9. アルゼンチン海水魚養殖案件(5)

ようやく家が決まった。いままで20数件の家を見てきたが一番まともな家だ。通常貸し家は手入れが非常に悪い。しかしここは大家が実際に住んでいる家を貸すので、家具も内装も綺麗にしてある。
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C8. アルゼンチン海水魚養殖案件(4)

私はデブの部長に何もそちらがビザの申請手続きをしなければいけないとは言っておらず、長官から外務省や内務省などの関係各省庁にビザの発給を依頼するように連絡を取ってもらえばいいではないか。今回のような特殊なケースは話が早いのでは?
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C7. アルゼンチン海水魚養殖案件(3)

海外生活が20年以上になる私にとって、心のどこかで日本車に乗ることはイコール愛国心という変に強い思いがあることも否めない。どうせ買うなら日本車にしたかった。車を選ぶのに散々迷ったが、とうとうオートマの四駆にすることに決めた。
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C6. アルゼンチン海水魚養殖案件(2)

ここは地の果てアルゼンチンというフレーズが不意に口をついてでた。やはり遠くに来たなという感じで、南極に近いということが肌に感じられた。任地マルデルプラタでのホテル事情、家探し、車探し、滞在ビザ申請に四苦八苦する。
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C5. アルゼンチン海水魚養殖案件(1)

出発は2000年1月9日、日曜日の夕刻6時50分に成田を発った。ニューヨーク経由サンパウロ行きの飛行時間は23.5時間かかった。強行軍であったがビジネス席を取ってくれたので思ったより快適であった。