1955年2月、湘南に生まれ、現在コロンビア、常春の地メデジン在住のField Freemanです。
1975年の秋から翌年の春に北米、中南米の7ヶ月間の旅をしました。旅行中にコロンビアで知り合い、文通していた妻とは1979年に私がカナダに移住した後で結婚しました。彼女のカナダ永住ビザの申請がこんがらがってしまい、私は1年後にコロンビアに移りました。妻と知り合ったきっかけは、旅の記録として書いた「20才の秋に旅に出た」に記述してあります。私の人生は明らかにこの旅で大きく変わりました。
コロンビアでは現地の日本製オートバイ販売店で働き、永住ビザがおりてからオートバイ専門修理店の自営や、日本製船外機輸入販売会社にてサービス部門の責任者として働きました。後に、日本政府が海外にて実施する漁業協力案件にて、漁船関連の修理技術指導専門家として働くようになりました。コロンビアを皮切りに、ドミニカ共和国、アルゼンチン、ミクロネシア連邦の案件へ長期間派遣されました。
短期間の仕事ではコロンビアを基点とし、タンザニア、赤道ギニア、セーシェル島、モーリシャス島、エクアドル、ウルグアイそして、マーシャルにも派遣されました。そしてパンデミックが起きた時は、2度目の長期派遣されていたミクロネシアから出国できなくなりましたが、2021年10月にコロンビアに戻ることができました。その後、在宅勤務を経て2023年、68才にて定年退職となりました。
私の海外での職歴は、カナダへはオートバイのメカニックとして移住し、コロンビアではオートバイから船外機の仕事に代わりました。後の漁業協力案件ではディーゼル機関だけでなく、案件によってはFRP漁船の修理・修復の技術指導、海水魚養殖案件におけるコーディネーター、海水魚養殖試験用閉鎖循環水槽の製作指導、海亀の保護に関連した漁具の改造指導、船外機と発電機の修理・修復技術指導その他、多岐にわたりました。
同世代の人達と比べれば変わった経験を積んできました。実体験の話は同世代ばかりではなく、若い世代の方にも興味を抱いていただけると思います。またブログを書くことで、ボケ防止にもなるかと思い、ゆっくり記憶を辿りながらこのブログを継続して行きたいと思っています。