C. 海外漁業協力専門家稼業

C. 海外漁業協力専門家稼業

C. アルゼンチン海水魚養殖案件(3/7)

海外生活が20年以上になる私にとって、心のどこかで日本車に乗ることはイコール愛国心という変に強い思いがあることも否めない。どうせ買うなら日本車にしたかった。車を選ぶのに散々迷ったが、とうとうオートマの四駆にすることに決めた。
C. 海外漁業協力専門家稼業

C. アルゼンチン海水魚養殖案件(2/7)

ここは地の果てアルゼンチンというフレーズが不意に口をついてでた。やはり遠くに来たなという感じで、南極に近いということが肌に感じられた。任地マルデルプラタでのホテル事情、家探し、車探し、滞在ビザ申請に四苦八苦する。
C. 海外漁業協力専門家稼業

C. アルゼンチン海水魚養殖案件(1/7)

出発は2000年1月9日、日曜日の夕刻6時50分に成田を発った。ニューヨーク経由サンパウロ行きの飛行時間は23.5時間かかった。強行軍であったがビジネス席を取ってくれたので思ったより快適であった。
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C. コロンビア漁船/機械修理専門家(3/6)

修理工場が完成し、日本から届いた資機材も無事に設置することができた。先ずは若い二人のメカニックを私の流儀で育成することにした。オンザジョブ(OJT)によるディーゼルエンジンの修理技術指導から開始する。
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C. コロンビア漁船/機械修理専門家(2/6)

役員会への出席も断られた。スペイン語を話し、現地事情に通じている私を警戒しての事らしい。公社の親しい職員の話によれば、いまだかつてスペイン語で会議ができる専門家は一人も来なかったと言う。
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C. コロンビア漁船/機械修理専門家(1/6)

国際協力専門家の募集要項を見せてくれた。「学歴は大卒以上、または同等の能力を有する者」と、明記されていた。スペイン語を話し、現地事情に精通している次期案件の専門家候補として、日本の関係機関に推薦される事になった。